チンギスハーン1 – 横山 光輝

ふうむ 父を殺したタタール族やおれたちを裏切りすべてを奪ったタイチュウト族から身を守るためには強い後ろ盾が必要だ。これはトオリルに接近しておいた方がよい

先頃になってようやく独りでいるよりも、他人と協力していく姿勢を見ていこうとした矢先に、こういう台詞を見ると心に残る。いつの時代だって本質は変わらないのだ。今更だけれども、自分にとっては気づいたときが一番早いのだから、協力できる関係を作っていこう。

田畑を耕すのに強いリーダーシップはいらない。誰がやっても、出来上がりにそれほどの差は出ない。しかし、砂漠や草原地帯では強いリーダーシップが全体を統率しなければだめなのだ。人間の集まるところには必ず異論というものが生じる。異論も拒否もしないで、みんなで妥協点を探ろうというのが村の論理であり、日本人の最も好む考え方だ。

僕自身は他人との話になると、ここで言うように妥協点を探るように動いていて、ものすごく日本人的なのかもしれない。家族では男がリーダーになるでしょう?という話をタイの女性としていて、「君はその考えには同意する?」と聞いたら、「する」という答えが帰ってきた。群れの中で生活をすることから遠ざかって長いので、自分の所属する場所でのリーダーシップについて考えていなかったが、自分の意見を持って引っ張っていく姿勢は、今の時代に誤解を恐れずに言えば男らしいことだろう。リーダーシップを意識し出すと、僕の場合には話が感情のコントロールに向いていく。異常に怒りっぽくて、怒りは恐れや不安からきているのだとすると、臆病な犬ほどよく吠えるというような話におさめてしまうが、そういえばアンガーマネージメントなんて言葉があるし、自分を成長させるために本を読むことにしよう。そして協力者を作って、必要な場所ではリーダーシップを振るっていく。

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