正直不動産 1 – 大谷アキラ

twitterのタイムラインか何かで流れてきたのが気になってkindleにて。

タイの不動産業では、日本のように、宅地建物取引業免許や宅地建物取引主任者などの資格が必要ない。ある不動産会社で仕事をしているうちに、自分でやった方が儲かるぞと考えて独立した、と話していた社長を知っている。
営業でいい成績をあげているし、同僚もいい働きをしている。それにしては、給料はそれほど上がらず、社長だけがおいしい思いをしやがって、という考えが出てくるのは当然だ。
そういう独立精神みたいなものは良いとして、やはり動機が金という側面が強くなっていくのであろう。

人に物件を探すことが喜びです、という喜びがあっても良いけど、多くはネットで探せるわけで。特にタイの場合には土地や言葉に慣れていない人が相手である。先の理由から、自分でやりたいと考える人であれば、どちらかと言えばやりやすい仕事だし、他との差別化が難しい。

この漫画のような話は、不動産業にかかわらず多かれ少なかれあるわけで、特に不動産業が悪いとは言わない。ただ、誠実さを欠くことを簡単にやれてしまったり、やる回数が多くなると、次には誠実でないことをやることに抵抗がなくなってきて、そういう人間になっていく。こちらから聞いてもいないのに、住んでいるコンドミニアムがいくらだとか、所有している物が◯◯のブランドでいくらする。そういうどうでも良いことを聞かされるとうんざりする。

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