なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」

わが社よりも5%安く売るところが出てきても、何の心配もいらない。私が気にしているのは、わが社よりも優れた経験を提供する企業が現れることである。

要は、売れるかどうかは、見せ方次第なんですよね。

このように、同じものでも見せ方を変えることで人の判断や選択が変わる現象を、行動経済学で「フレーミング効果」と呼ぶ。価格を一工夫する際には、この「ふれーミグ効果」を活用することだ。「極端の回避性」もこのフレーミング効果の一つ。「松竹梅」は意外と強力な価格戦略なのである。

「いいけど高い」商品は、お客さんは買わない。「高いけど、さすがだ」は、お客さんは買ってくれる。

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