金のことを考える中で、興味を持って手に取ったが、いまひとつ。一般人はこうする、小金持ちはこう、大富豪は、こうみたいなことを並べていて、確かに的を得ているところもあると思ったが、人それぞれでしょう。
こういう本を手に取って、自分は一般人には属さないことに憧れを持ったりする人間が多いのか、周りを見ても金を持つことを目的としている人がちらほらいる。彼らと話をしていても、最近はものを買うときに値段をみなくなったとか、あれを買ったとか、そんな話ばかり。面白くも何ともない。もっと心踊る話を聞かせてくれ。
英語ができないビジネスマンはグローバルで相手にされませんのでその習得は当然だとして、それ以外にちゅごく後もスペイン語もできますといった日本人の大富豪に出会ったことがありません。<中略>大富豪は効率より効果を重んじます。
結果、結果と言う発想があさましい。その国の言葉で、その国の人々と話をする喜びを感じようとしないのだから。そしてそういう人がたくさん溢れていて、金を持ったものは勝ち組として振る舞い、金を持てなかったものは負け組として振る舞う。どちらも踊らされてるんだ。金じゃあないよ。
Spinna Billが歌ってるだろう。
「形あるものお望みなら、どうぞご自由に
気持ち高ぶるモノのため、生まれてきた」ってさ。