GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 – アダム・グラン

中田あっちゃん動画で引き込まれて。

実際は冒頭の辺りに良い言葉を拾ったが、その後はビジネス書の翻訳本に多くあるような例をいくつも出していくというもので、冗長さを感じる。この手の本はあっちゃんのしゃべりだけで充分そう。

読むのが遅いので、1週間ほどかかったが、あっちゃんもひょっとすると一語一句全てを呼んでいるわけではないのんだろうと思う。全てを妖夢必要のある本ではないし、いくらなんでも毎日投稿するのに間に合わないだろう。速読術を身につけているのでなければ。

要するに、自分がその仕事をせずにはおれないという“意義”がポイントだ
「自分にとって意義のあることをする」
「自分が楽しめることをする」

ことビジネスとなると、極端な「テイカー社会」である。「うかうかしているとやられてしまう」という考え方が、歴史的、社会的、文化的に共有されている。

ギバーになるということは、「仕事とはいったい何のためにするのか」ということを、突き詰めるということだ。

ホーニックはこのつらい経験から教訓を学んだ ー お人好しでは勝てない、と。
だが、本当にそうなのだろうか。

誰よりも勤勉で度胸もある、厳しい意見をいうだけじゃなく協力も惜しまない。それに、レスポンスが驚くほど早い。

「しかし重要な顧客でなかったとしても、ないがしろにしていいはずがありません」

「よろしければ、お客さまのことをもう少し教えていただけませんか。私に何かできることがあるかもしれませんので」

生きるうえでの基本方針を考えれば、人はたいてい「与えたい」と思うものだということだ。

助けてもらいたいと思っている人に親切にする

「この人にどんなことがしてあげられるだろうか?」

私は弱いつながりの強さを信じる

気前よく自分の時間や専門知識を分け与えるたびに

寛容であることをモットーに人とかかわっていれば、見返りもおのずとついてくる

人を笑わせたり、楽しませたりして、世の中そ少しでもいい場所にしたいから

マイヤーが大事にしている社会生活のルールがある。それは
1遅刻をしない
2努力を惜しまない
3人に居親切にする
4道に外れたことをしない
の四つである。

ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界2 – 村上龍

2020年4月 世界はコロナにやられている。カミユのペストがやたらと読まれているよう。ボクもバンコクの書架に1冊置いてあるのだが、まだ読めていなく、アマゾンで取り寄せている所。仕方なくというか、これも読みたかったので、村上龍のヒュウガ・ウイルスを。
全体の構成が歌うクジラと似ているようで、こちらは主人公は女性だが、何人かのグループと一緒に行動する中に主人公がいたり、やたらと強い変わり者と会ったり、物足りなかった。

でも、すべてのことを実現できるわけではありません。一番に大切なことを実現して、他はその後です。

「確かに今は食糧は充分ではない、だがそれは恥ではないから隠す必要はない」

北極でもない限りウイルスはどこにでも忍び込む

というのも南極の空気はとてもきれいだから。細菌やウイルスなどが大気に舞っていないので、風邪をひかないといわれているのです。そのため、南極地域観測隊の隊員たちは、南極に向かう前には病原体を持ち込まないよう、風邪はもちろん、虫歯や水虫まで完治させてから出発するそうです。
というのがネットにあったが、南極のことだろうか。
北極や南極ではウイルスが生きられないのかというとそういうことでもないよう。

まず第一にこいつらは、とコウリーは思った。とにかくよく勉強するのだ、他に語学がうまくなる方法はない、第二に、こいつらはキャサリン・コウリーを必要としているわけではない。

疫学

伝染病の流行動態を研究する医学の一分野。また広く、集団中に頻発する疾病の発生を、生活環境との関係から考察する学問。

こういう集団の中では謝ってもしょうがないのだ。

取り扱われる商品はタイガーバームからプロトニウムまでといわれるが、

元気な人間が元気のない人に元気をあげる、これが東洋の価値観でしょう

パイロット語は英語なんだ、フランス人だって管制塔と話す時は英語なんだぞ。

フォード ブロンコ

それは生物学ではなく心理学だ、と言ったとたん交渉が決裂することをコヤマは分かっている。

われわれはできることを一つ一つやっていくだけだ

脳に疲労が溜まると人間は凶暴になり集中を欠く

「ウイルスにも種類があるのか?」
「ある、こいつはフィロウイルスという種類で、エボラやハンタウイルスの仲間だ、細菌などに比べるとウイルスは美しい形をしている、結晶に近い幾何学的な配列だ、正十二面体球体、円錐形、まわりにトゲを持つのもいるし、コロナのような輪を持つのもいる、細菌に感染するウイルスは後ろ脚で立った昆虫のような形をしている

コロナ

フランス人の金持ちは基本的に合衆国やイギリスをバカにするが、子供達には単に必要だからという理由で必ず英語を学ばせる。

運命の恋 恋愛小説傑作アンソロジー

twitterで村上春樹の超短編の物語を紹介している人がいて。その人は文庫で言うと4ページだけの村上春樹の作品だけが綴じらているものを紹介していたが、それはamazonには見つからずに、他の作家の作品が一緒になった短編集。

角田光代と山白朝子と中島京子

山白朝子という方の作品は終盤でいきなりホラーになって驚いた。中島京子という方の作品では、突然トランスジェンダーのお要素が入り込んできて驚いた。

かつて美術大学で油絵を専攻していたそうだが、確かに彼の小説を読むと、鮮やかにその場の光景が頭に浮かんだ。

彼を引き留めたい気もするし、彼の精神の行き着く世界を見てみたい気もしていた。