面白そうな漫画を読んでみようと古本屋に行くとこれがあって。
サン・テグジュペリの星の王子さまは、会社の「特徴と強み」ページに引用してるくらい残っている小説だったので、漫画太郎のこれはどういうものなのかという興味もあり、実は一度本屋で見かけたけど、その時はゲゲゲの鬼太郎とおばけのQ太郎だけを買って帰ったのだが、後日気になって改めて買いに行った。全巻残っててよかったー。
漫画を読む時、多くはあまり絵をじっくり見ることは少ないと思う。それでも漫画家は丁寧にコマを埋めていくわけだし、その絵にシーンが描かれているのだから、漫画家という職業はすごいなぁと感じざるを得ず、イラストや絵画の勉強になりそうなので、これからは漫画も精力的に読んでいきたい。
絵が上手だなあというのが最初に感じたこと。手の表現など小さいながら人の手をしていて、デッサンをやったり、美術解剖学を勉強したのではないかと思った。影や陰での線の使い方が独特。最近インスタなんかでよく見る整ったきれいなラインがならべられるのとは、少しちがって、独特な方向を向いていたりして、これが漫画太郎っぽい絵の秘密のひとつになっているのだと思う。実際、絵を描くことも、美術解剖学も、タイ語もギターも、身体も心も訓練で強くなっていくことをここのところ強く感じられて、それを思うとこれまであった、「明日でいいや」が「今やろう」に変わって、時間とかはこだわらず、タイ語であれば、覚えたくなる単語や使えそうな単語などひとつでもいいし、ギターもフレーズひとつでもいいし、2〜3曲歌うでもいいし、とにかく毎日やるってのが明日に繋がり、その先につながるのではと考え方が変わった。良い方向に。こういう時に、最近みるのが「よき」みたいな言葉で収めようとするのだが、なんなんだそれは。気にかかる。
それにしても、期待を持ってページを捲り始めたので、少しすると「原作 サン・テグジュペリ」「作画 漫★画太郎」と黒地に白抜きの文字が出ると、「おぉ〜〜」とでかく出てるし、それがまたすごいし、世界的に愛されている作品にこういうことをやれて、こういうことというのは、漫画太郎の世界観を正面からぶつけているところで、これって新しいのかもしれないなと、先日聞いていた菊地成孔と近田春夫のラジオを聞いたのもあって思った。どこかの誰かがやっていることをやったところでそれが何なんだと、そういう意気込みをなくして、これが売れ線だとか、受け入れられやすいのではだとか。
今 日本の老人の薬の摂取量は世界一なんだ…
日本の75歳以上の老人は医療費の自己負担率がたったの1割だから調子に乗ってバンバン薬を飲んじゃってるんだ…
医者も入れ食い状態だからって調子に乗って基本5剤処方…
10剤以上出すヤブ医者もめずらしくないんだって…それって他の国とくらべて多いの?
うん ケタ違いに多い…
一度に飲む薬の数が増えるほど副作用のリスクは加速度的に増すから欧米では基本1剤…
多くても2剤までしか薬を処方してはいけないんだ…あるアメリカの医師が書いた本によると一度に4剤以上飲んでいる患者は医学の知識が及ばない危険な状態にあるんだって…