<a href=”https://masatoshigoto.asia/jp/after-the-2nd-year/” target=”_blank”>ウェブ制作会社ごとうまさとし事務所の2年目の挨拶記事</a>にも書いたが、ひとりでやっていくよりも誰かと協力しながらやっていくほうがいいかもしれないってことを考えている時に出会って、パワフルで頭の良い人で、これからの時代みんながこうやってやれたら、みんな仕合せになれるのかもしれないけど、みんなが自分を上手く見せられるわけじゃあない。ぼくはそうやって上手く見せられない側の人間だけど、それだって仕合せになれるんだ、ということを証明する。それを大きな目標とする。しかし、この本には感銘を受けた。また時期をあけて読んでみると面白いかも知れない。
編集者となり、作家といろいろなことを語り合い、信頼関係を築けるようになった。それで、僕の孤独は、少し癒やされた。問題はコミュニケーション能力で、社会人になってさまざまな関係の人とコニュニケーションをとるようになり、それが改善しただけかもしれない。
夏目漱石が小説で書いていることを、すごーく雑にまとめてしまうと、「個人としてどう生きるか考えよって言われても、今までコミュニティの中で役割が決められていたのだから困るなぁ。自由度が増えて、苦しみが増えた」ということ。
すごいなぁ。一言でまとめあげちゃって。 明治の頃からずっと同じことを考えているから、漱石の小説には引き込まれるところがあるんだろう。
「何を手に入れているか」よりも「何をやっている人か」「なぜやっているか」という理由のほうが重要になってきたのだ。
無限にあると思っていた社会的な大きな不便や不満が、ほとんど解決されてしまった。残るのは、個人的な小さな不便や不満になった。
3人に共通しているのは、みんな自分の小さな問題を見つけて、その問題解決を必死にしている間に世間に認められたということだ。彼らの価値は、問題解決ではない、問題発見だ。ブレない価値観を持ち、「自分の好き」を大切にしている。世間の価値基準に合わせて、不自由を我慢していないから、自分が取り組む問題を発見できる人たちだ。
「奴隷の幸福」
僕が起業したのは、勝ちたいからではない。幸せになるためだ。自分の人生に意味をもたせたかったから。そのために必要なのは、インターネット時代に合わせて、コミュニティをアップデートしていくことだ。
新しいことを始めるときに考えるのは基本だ。基本は、時代が変わっても変わらない。表面的な演出などが変わるだけだ。 どんな産業も、そんなにシック味は変わらないはずで、異常な仕組みは、結局は淘汰される。ネットによって、不自然なものは、より早く排除されていく。どんどんなめらかになっていくのだから、基本に忠実なほうがいい。
パレートの法則
“How are you?”と、アメリカ人が日常で知らない人に話しかけることも、意味を持ってくる。
では、そこに、Beの肩書きを加える。Aさんは、お笑い好きで、その人自身も人を笑わせるのが好きである。Bさんは、誰よりも道に詳しいことにホコリを持っている。道を知っていることが、プロの証だと思っている。
アップデート主義