ユニクロ潜入一年 – 横田増生

潜入取材という手法が面白いが、著者にユニクロに対しての憎しみがあるようで、文面にもそれが出ているので、少し読んでいて少し嫌な気持ちになる。
会社が小さい間は社長の考えを伝えることや、写真の考えや気持ちを汲み取るのもできるのだろうが、大企業にそれはできない。それは大企業のある姿なのだろうが、搾取するようなことはやめるべき。これは大企業でなくても中小企業や個人でも浅ましい考えも持っているのがたくさんいるから、同じこと。中小や個人であれば、相手にしなければとも思うが、社会を良くするという意味においては、企業の大小や個人であるかは関係ない。

そういえば、僕がまだバンコクに来たばかりの頃で、通っていたタイ語の語学学校の先生の友人が、これからオープンするというタイ1号店のユニクロの研修で笑い方の練習をさせられたと言っていた。タイ人笑い方を教えるとは、釈迦に説法であると恥ずかしくなったが、この書籍にもユニクロスマイルのことが書かれていて、マニュアル化されているとのことだった。

この本を読む少し前に、airismの下着と肌着を買ってみると、他のものより値段が張るが、着心地がよいなと感じ、次からはこういう質の高い下着や肌着を使っていくことにしようと思っていたところだった。

その辺の企業だと、自分が怠けているみたいで嫌とか、辞めていく人はゆとり世代、自分に甘い人はユニクロではつづかないなど、自分達はエリートで、ユニクロでつづかない人は怠け者といった話を繰り返し聞かされました。

大企業にいる人間の中には、もちろん力がある人もいるが、その会社が力を持っているだけで、お前に力があるわけじゃない、という人間がいる。勘違いするなよな。

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