配色の設計 色の知覚と相互作用 – ジョセフ・アルバース

色について勉強したくて。
難しく感じたが、読了後にデザインをしていると、これまでの様にこの色とこの色の組み合わせがどうという考えにプラスして、いままでぼんやりとやっていた、使う色同士の配置や量により、それらの色が相互にどう関係するのかというのを意識的に考える様になった。

まず、同じ色が数え切れないほどの解釈を呼び起こすということを学ばねばならない。色相調和の法則やルールをただ機械的に用いるのではない。まったく異なるふたつの色をほとんど同じに見せるような、色の相互作用のはたらきを利用した制作によって、独特な色の現象をプレゼンテーションするのだ。

楽曲を単なる単音の集まりとして聴いている限り、私たちは音楽を聴いているとはいえない。音楽を聴くということは、音の並びや間隔、つまり音同士のあいだを認識することなのだ。同様に、ある絵に描かれた色彩が実際に何色なにかを識別するkとができてもその絵を深く味わったことにはならないし、色彩の作用を理解したとも言えない。

実際に、水彩絵の具の多くはボリューム・カラーである。何度か層を重ねると暗さや重さ、色の強さが増していく。パウル・クレーの多くの水彩画はそれを実証するものだ。

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